男性の育休取得率は2020年で12.7%でやっと1割を超えたとのことです。私は子供が産まれた日から育休を取得して約7ヶ月ほど休業させていただきました。
最初は取得するつもりはなかったのですが、妻がお互いの両親を頼らず、私と2人で育児を頑張っていきたいと言ってくれたので、よし!職場に掛け合ってみようと上司に相談したところ、取れる制度は是非取って欲しい。職場は任せてくれ!と言ってくれました。ありがたいことです。
さてこの育休。夫婦で取ることはできるのか?育休中の収入はどうなるのか?などなど、分からないことだらけだったので、自分で調べたこと、また取得して感じたこと、大変だったことを書いていきたいと思います。
育休は夫婦で取ることができます!
妻が産後休暇、育休を取ってしまったら夫は取れないんじゃないかと思ってる方はいらっしゃると思うんですが、そんなことはありません。夫も取得することが可能です。
育休は基本的に1年間なのですが、夫婦で育休を取得する時は、妻の育休が終わるタイミングをみて夫が取得すると、最大1年2ヶ月育休を取得することができるパパ・ママ育休プラス。また、妻の産後休暇8週間の間に育休を取得すると妻の育休中に再度育休を取得できるパパ休暇など、様々な制度が用意されてます。
パパ・ママ育休プラスは夫婦で長期的に育休とりたい方などにいい制度かなと思います。
またパパ休暇は産後休暇中に育休を取得し妻の体のサポート。産後休暇が終わったら一度復職し、妻の育休が終わる何ヶ月前かに再度育休を取得して、妻の復職のサポートなどに使える制度です。
詳しくは厚生労働省のサイトなどにも載っているので、調べてみてください!
育児休業給付金
育児休業給付金とは育休中に支払われる手当金です。育休取得から6ヶ月は育休取得前の給与の約67%が支給されます。そのあと6ヶ月は50%の支給です。
それにこの支給額は手取りの67%ではなく額面の67%なので、実際の手取りの80%くらいの支給になります。もちろん夫婦のどちらにも支給されます。
実際に支給されてみると、あー、今月あまり残業しなかったなーってくらいの感じで、もっと貰えないものだと思ってたので安心しました。
また、育休中は社保は免除されます。さらにボーナス月に育休を取得するとボーナス(会社の支給条件を満たしていれば)も社保免除されるので、いつもより多くもらえる人もいるそうです。
しかし、住民税はしっかり課税されるので注意が必要です。
ただし支給日は遅いので注意!!
育児休業給付金は基本的に2ヶ月ごとの給付になります。ですので早くても育休取得してから2ヶ月半くらいかかることに注意してください。地域によってはもっとかかる地域もあるみたいです‥
なので支給されない最初の2ヶ月は無給になってしまうので、その間の貯蓄はしっかりしておきましょう!私は、あまり貯蓄がなかったので、早く支給されないか毎日口座を見ているような感じでした笑 こうならないよう気をつけましょう笑
実際に取得してみて。
いつもの家事をこなしながら、3時間ごとのミルク、オムツ替え、泣いた時の抱っこなど、やることがありすぎて慣れるまで本当に大変でした。これをママ1人でやるってなると本当とんでもなく大変だと思います。ただでさえ産後1ヶ月は子供が産まれる前の体に戻ろうとする時期なので、疲労が半端ないらしく、私の妻も起き上がることができない日もありました。その姿をみて、育休を取得できて本当に良かったと思ってます。
正直仕事よりも何倍も大変に感じました笑 職場もかなり忙しい方ですが、それも全く比べ物にならないくらい忙しかった記憶があります。
ですが、我が子の短い新生児期の成長を見届けることができたので大変だった分、幸せな時間を過ごすことができました。
早く男性育休取得が当たり前の世の中になればいいなと思っております。
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